相対性理論⑲ ダークマター(暗黒物質の数式的解釈) このエントリーをはてなブックマークに追加

ダークマターの解釈

前回アインシュタイン方程式に修正を加えましたがそれについてもう少し詳しく考えます。

宇宙項含むアインシュタイン方程式

宇宙項を入れたアインシュタイン方程式は以下のようになります。
\begin{align*} G_{\mu\nu}+\Lambda g_{\mu\nu}=\dfrac{8\pi G}{c^4}T_{\mu\nu} \end{align*}
さて、この宇宙項の解釈をどうするか、ですが、これを以下のようにしてみるとどうでしょう。
\begin{align*} G_{\mu\nu}=\dfrac{8\pi G}{c^4}T_{\mu\nu}-\Lambda g_{\mu\nu} \end{align*}
もともとアインシュタイン方程式というのは、
\begin{align*} \text{重力場の歪み}=\text{物質場} \end{align*}
という構造をしていたので、これはまるで新たな物質の存在を予感させることになります。



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